フジロックで感じた”ボランティア活動”だからこその面白さ:たろー
- 2022.10.15
- COLUMN
コアスタッフメンバーから、iPledgeの活動や環境問題についてお届けします!
コアスタッフの原口晃太朗(たろー)です。 今回は、今年活動した FUJI ROCK FESTIVAL(以下フジロック)で僕が感じたことを書きたいと思います。
フジロックが始まる前、僕は楽しみであると同時に大きな不安も抱いていました。 広大な会場の中で、100人以上のボランティアと一緒に活動する想像がつかず、 大きなミスをするのではないかとドキドキしていました。 そのためミスしないことばかりを意識して、僕自身にフジロックを楽しむ余裕がありませんでした。 そんな中、長くこの活動に携わっているメンバーが言ってくれた、 「”作業に一人ひとりの想いを乗せる”ことで”ボランティア活動”になる」 という言葉で、僕の考え方は大きく変わりました。
自分の役割をこなすことに満足するのではなく、相手の気持ちや状況まで思いやることが大切。 そのことに気づいてから、声色を意識して声掛けをしたり、 ボランティアにも積極的に話しかけるようになりました。 また、一人だけで作業しているのではなく、 みんなで同じ目標を目指して活動を作り上げているんだ、と思えることはとても心強いものでした。
自分の役割も誰かが支えてくれているし、 他の誰かがミスをしても、皆で取り返すことができるんだと考えるようになり、 他のメンバーは次に何が必要で、自分はどう動くべきなのか、先を読んで行動したり、 イレギュラーな状況に対しても、あせらず臨機応変に対応することができました。 学校やアルバイトで与えられた役割をこなすのとは違う、 ボランティア活動だからこそ大切にされている想いや考えを、 たくさん発見することができたフジロックとなりました。 ボランティアコーディネーターとして、これからも想いを大切にして頑張っていきたいと思います!
▼この記事を書いたメンバー
たろー
(ボランティアケア)