アレッポの石鹸 太田昌興さんインタビュー|固形石鹸がサステイナブル?オリーブ石鹸の魅力|大学生のサステイナブルな暮らし
- 2021.06.23
- COLUMN
環境問題や温暖化について、 知ってはいても、自分は身近で何ができるの?
実際に、環境にも人にも社会にもやさしいものづくりや活動をされている方にインタビューしながら、学生コアスタッフが自分にできるサステナブルなアクションについて考えてみました!
今回は、 (株)アレッポの石鹸の太田昌興さんにお話を伺いました。
環境やひとの肌への負担が少ないアレッポの石鹸は、シリアのアレッポで1000年以上前から作られているオリーブ石鹸です。
固形石鹸はなぜ環境にいいの?
添加物なしでどう作られているの?
本当に汚れが落ちるの?
市販の多くの固形石鹸には、人工的な香りをつけたり、泡立ちやすくするための化学的な添加物が含まれていますが、そうした化学薬品は肌荒れを起こしたり、お風呂場や洗面所から流れ出ることで、水の汚染にもつながっています。
アレッポの石鹸には化学的な添加物は一切含まれていません。
自然のものだけで昔ながらの方法でシンプルにつくられていますが、元々の素材に含まれている成分で洗浄力も保湿力もあり、人の肌にも環境にも石鹸ができています。
支援ではなく、対等な関係で、当たり前をつづけていくこと。
「アレッポの石鹸はとても良い石鹸だから、日本でも輸入して売ったら面白いんじゃないか。」
(株)アレッポの石鹸は、そんな想いから始まったそうです。
今のシリアは内戦が続いていて、仕事をなくしたり生活するにも苦しい状況に置かれた人々もたくさんいます。そんな中で「石鹸を作る」という今までの当たり前を続けられることが、人々の生きる力や誇りにもなっているのではと、太田さんは話してくれました。
支援のためではなく対等なパートナーとして当たり前を続けていく、そんな太田さんのお話に、石鹸をきっかけにシリアや内戦に改めて目を向けてみたいと思いました。
アレッポの石鹸 太田昌興さん